プロ厨房ヒット Corporate site

ライズアップ 超DX宣言 ライズアップ 超DX宣言

単なる業務効率化だけでは
終わらせない

事業構造そのものを
つくり変える

R!SE UP 超DX

01:代表メッセージ

現場にも経営にも、新しい“感覚”が
必要だと考えています。

代表取締役 高見 昌也

当社は、飲食店オーナーの夢を支えるために、厨房機器の買取から再生、販売、設置までを一連の流れとして担っています。 現場に足を運び、手を動かしながら判断を重ねる中で、私たちは常に「より良い選択とは何か」を問い続けてきました。

近年、外部環境の変化はスピードだけでなく、求められる判断の質そのものを大きく変えています。 ニーズは多様化し、選択肢は増え、現場にも経営にも、これまで以上に迷いのない判断が求められる時代になりました。

正直なところ、こうした変化に、個人の頑張りや経験値だけで対応し続けることには限界があります。 従来のやり方の延長では追いつかない場面が増え、「感覚」や「勘」に頼った判断が、かえってリスクになるケースも見えてきました。

だからこそ私たちは、 人の判断を否定するのではなく、支える仕組みが必要だと考えています。 情報をつなぎ、状況を可視化し、現場と経営が同じ情報を同じタイミングで共有できる状態をつくること。 それによって、人が本来持っている経験や判断力を、より正確に、より速く活かせる環境を整えることが重要だと考えました。

私たちが目指しているのは、単なる業務効率化ではありません。 情報がつながり、業務が自然にまわり、判断に迷いが生じにくい―― そんな事業構造そのものを支える仕組みをつくることです。

DXは、特定のツールを導入して終わるものではありません。 システム、業務の流れ、現場での動き方を少しずつ見直しながら、人が本来やるべき仕事に集中できる環境を積み重ねていくこと。 その結果として、現場と経営の間にある“ズレ”を減らし、新しい判断の感覚を組織として育てていく―― それが、私たちの考えるDXです。

この取り組みを、私たちは社内で「超DX」と呼んでいます。 完成形はありません。 だからこそ、「どこを強化すべきか」「何が足りていないのか」を考え続け、次の改善へとつなげていく。 その積み重ねこそが、現場と経営に新しい判断の感覚を根付かせ、これからの事業の土台になると信じています。

株式会社ライズアップ
代表取締役 高見 昌也

02:DXに取り組む背景

理念を「実行できる状態」に
戻すためのDX

現場が忙しさに追われ、判断・改善・育成に十分な時間を割けなくなると、どれだけ良い理念や方針があっても、実行は止まってしまいます。DXは単に効率化のためだけではなく、理念を日常の行動に落とし続けるための土台として必要だと考えています。

理念構造に深く関わる背景(内部的背景)

当社の理念構造を要約すると、次の一文に集約されます。

飲食店オーナーと共に
理想を形にし
チームで支え合いながら
選ばれ続ける
ベストパートナーであること

私たちの付加価値は、単に機器を売ることではなく、提案から設計・段取り・現場調整・アフターまで一貫して伴走し、お客様との信頼関係を積み上げながら“理想のお店づくり”を支えることです。 一方で現場では、確認作業・商品の探し物・二重入力・伝達ミスなど「付加価値を生まない作業」が積み重なり、 本来時間をかけるべき仕事に時間が割けない日が増えていました。
このままでは、理念が「言葉」だけになってしまう。だからこそ私たちは、理念を現場の当たり前にするために、 DXに振り切る決断をしています。

業界のDXの遅れ(業界構造背景)

中古厨房機器業界の業務は「買取 → 再生 → 販売 → 設置」と複雑な構造です。ニッチな業態ゆえに、 業界にフィットする既製システムが少なく、在庫だけ・会計だけといった断片的なDXになりがちです。

情報が分断されやすい(プロセス構造背景)

複雑な構造ゆえに部門が分かれ、情報が部門ごとに散らばりやすく、確認待ち・手戻り・伝達ミスが起きやすい構造があります。

属人化しやすい(スキル構造背景)

判断ポイントが多く、各業務にスペシャリストが育ちやすい業界です。 これは強みである一方、特定の人に知識と情報が集中すると「誰かに聞かないと分からない」状態になりやすく、 スピードや再現性の面で弱みになります。

拠点展開で差が出る(組織構造背景)

拠点が増えるほど、運用や解釈の差が生まれやすく、品質や対応スピードが「拠点にいるスタッフの経験値」に左右されやすくなります。 この課題を放置すると拡大局面では限界が来ます。だからこそ、拠点が増えても同品質で提供できる基盤づくりが欠かせません。

外部環境の変化(環境構造背景)

物価・人件費の上昇、働き方改革、スピード要求など、前提条件が短期間で変わる時代になりました。加えて人材確保も難しくなる中、属人的な運用では回りにくくなっています。だからこそ、現場の判断と対応を速くする“仕組み”が必要となります。

競争激化・差別化(市場構造背景)

選ばれる理由は「価格」だけでなく、「提案の速さ」「精度」「ブランドの安心感」へ広がっています。業務の流れを整え、スピードと品質を両立できる体制づくりが、競争力そのものになります。

03:DX推進の基本方針

自社開発システム「厨房君」を核に
判断と業務をつなぐDX

当社がDXに取り組む上で、最も大切にしているのは「何を変えるのか」ではなく、「なぜ変えるのか」という視点です。 中核となる業務基盤「厨房君」を中心に、各業務領域に最適なデジタル技術を組み合わせながら、事業の成長や環境の変化に対しても、判断と品質がぶれにくい事業構造をつくることを基本方針としています。

厨房君(業務基盤)

「現場」と「経営」2つの視点からDXを捉え、その両軸を「厨房君」を核に一体で設計しています。

2025年 IT賞<経営・業務改革>受賞
中古厨房機器業界特化型クラウドDX基盤「厨房君」による業務革新
詳しくはこちら
現場業務のDX

目的:理念構造を理解し、安定した業務品質を継続的に生み出し続けること。

厨房君を業務の中心に据え、全スタッフでPDCAを回す業務構造を構築します。

属人的な頑張りに頼らず、共通フローによって品質とスピードを安定させます。

定着・採用・人材難を見据え、誰でも回せる業務として運用します。

経営を支えるDX

目的:お客様への提供価値を最大化し、経営理念を実現すること。

数値と事実に基づいた意思決定を行い、経営判断の精度とスピードを高めます。

データでボトルネックを可視化し、改善を積み重ねて利益体質へ転換します。

拠点・FC展開にも耐えうる、スケール可能なプラットフォームを構築します。

04:DX推進の
6つの取り組み

DXを「回し続ける仕組み」
として設計する

この考え方を実行に移すため、当社ではDXを6つの具体的な取り組みに分解しています。 私たちは、「つくって終わり」のシステム導入ではなく、 システムを核に、連携し、数字で回し、定着させ、人を育て、広げていくことを前提にDXを設計しています。 中核となる業務基盤「厨房君」を中心に、業務・データ・人をつなぎながら、現場と経営の両面からDXを継続的に推進しています。

01 システムを核にして

厨房君を核に、改善PDCAを回す

複雑なあらゆる業務を一元化し、確認作業・確認待ち・二重入力などのムダを削減。 現場の声を吸い上げ、改善と改修を継続的に反映します。

02 連携して

外部連携で“つながる”範囲を広げる

ESL連携などの外部連携により、在庫データと実在庫の整合性を維持。 今後は契約・管理領域にも連携範囲を広げ、業務スピードと管理精度を高めていきます。

03 数字で回して

KGI/KPIで“数字で回す”運用へ

各部署・各店舗の目標と進捗を定点観測し、改善ポイントを早期に発見。 経営指針発表会でもKGI/KPIを共有し、PDCAを組織として回します。

04 定着させて

ワークガイドで「判断基準」を標準化し、定着させる

中古品への姿勢、お客様対応の基準、DXの考え方、業務ルールや判断軸を文章化して共有。 誰が担当しても同じ品質で回る“型”を整え、共通の地図・戦略の土台として活用しています。

05 人を育てて

ITスキルマップでデジタル人材を育てる

業務に必要なITスキルを可視化し、育成の基準を共通化。 現場で使えるデジタルスキルを段階的に底上げします。

06 広げる

社内外と方向性を共有し、広げる

経営指針発表会や業界団体の勉強会などで、取り組み内容と方向性を継続的に共有。 ステークホルダーやFC加盟会社ともビジョンを揃え、推進のブレを防ぎます。

05:DXの最終ゴール
7つの視点

拠点が増えても
価値と品質がブレない組織へ

当社がDXで目指す最終ゴールは、拠点が増えても、同じ品質・同じスピードで価値を提供し続けられる組織をつくることです。 厨房君を核に、現場・開発・顧客体験・人材・財務までをひとつの流れとして設計し、 部分最適ではなく、全体として強い仕組みへ。その到達点を、7つの視点に分けて整理しています。

視点 1:現場チーム

GOAL:同じ品質・同じスピードでのサービス提供の実現

役割や拠点が違っても、同じ情報・同じ基準で判断できる状態を標準にします。 属人性に頼らず、誰が担当しても業務が回る現場体制をつくります。

視点 2:開発チーム体制

GOAL:開発と改善が止まらない仕組みの確立

現場課題 → 改善 → 実装 → 検証が滞らない「改善サイクル」を継続できる体制を構築。 現場の声がDXに反映され続ける状態を維持します。

視点 3:新機能

GOAL:現場の課題が確実に解消され続ける状態の実現

現場の詰まりを解消する機能を計画的に追加し、 「つくる」だけでなく「使われる」状態まで運用に落とし込みます。

視点 4:ブランディング

GOAL:揺るがないブランド価値の確立

どの拠点でも「ライズアップ品質」が伝わる一貫性を強みとして蓄積。 DXを通じて、ブランド価値を積み上げていきます。

視点 5:顧客体験

GOAL:期待を裏切らない顧客体験の標準化

「返答が早い」「提案がズレない」「段取りが読みやすい」。 こうした体験価値を、個人の力量ではなく仕組みで標準提供します。

視点 6:スケール(拠点・FC)

GOAL:再現性のある事業拡大の実現

10年ビジョンとして拠点30を見据え、 拠点が増えても同品質・同スピードで提供できる基盤を構築します。

視点 7:財務基盤

GOAL:DXと拡大を支え続けられる利益体質の確立

改善投資を続けられる利益体質へ。 ムダ削減と判断スピードを高め、DXを支える強い財務基盤を築きます。

06:DX推進ロードマップ

DXを事業成長に
つなげるためのロードマップ

DXは一度きりの施策ではなく、段階的に積み重ねていく取り組みだと考えています。 当社では、7つの視点で定めたGOALを起点に、現場・経営・人材・拠点が段階的に成熟していくプロセスを描いてきました。 ここでは、DXを「導入して終わり」にせず、回し続け、次の成長へとつなげていくためのロードマップを示します。

GOAL 1:現場チーム
同じ品質・同じスピードでのサービス提供の実現
  • Phase1:判断基準を揃える
  • Phase2:運用の型を定着させる
  • Phase3:詰まりをKPIで可視化する
  • Phase4:拠点拡大でも崩れない現場へ
  • Phase 1 〜2025

    現場ごとの判断ブレをなくすため、情報の入口・判断基準・確認フローを統一。 誰が見ても同じ結論にたどり着ける状態をつくり、現場の迷いと手戻りを減らします。

  • Phase 2 2026

    属人化していた業務を「型」として整理し、再現可能な運用ルールとして定着。 経験の浅いスタッフでも一定品質で動ける体制を整えます。

  • Phase 3 2027–2028

    業務プロセスの詰まりや停滞をKPIで可視化し、感覚ではなく数値で改善判断。 改善活動が個人に依存せず、組織として回り続ける状態をつくります。

  • Phase 4 2029〜

    拠点や人員が増えても、同じ品質・同じスピードで価値提供できる標準状態へ。 成長フェーズでも現場が疲弊しない、持続可能な体制を完成させます。

GOAL 2:開発チーム体制
開発と改善が止まらない仕組みの確立
  • Phase1:判断基準を揃える
  • Phase2:開発と現場をつなぐ“役割”を明確化
  • Phase3:改善プロセスを可視化
  • Phase4:改善が止まらない開発体制へ
  • Phase 1 〜2025

    システム改修や新機能開発において、 「何を優先し、どこまで作り込むのか」という判断基準を整理。 経営・現場・開発の視点をすり合わせ、改善判断がブレない土台をつくります。

  • Phase 2 2026

    現場の要望をそのまま投げるのではなく、 開発視点に翻訳し、仕様として整理する役割を明確に定義。 属人的に担っていた調整・検討プロセスを「役割」として切り出します。

  • Phase 3 2027–2028

    企画〜仕様決定〜実装〜改善までの流れを可視化。 「どこで詰まっているか」「誰に負荷が集中しているか」を把握し、 改善が個人依存にならない状態をつくります。

  • Phase 4 2029〜

    特定の個人に依存せず、 チームとして改善を回し続けられる開発体制を確立。 人が入れ替わっても、成長フェーズでも、DXが止まらない状態へ。

GOAL 3:新機能
現場の課題が確実に解消され続ける状態の実現
  • Phase1:ベースの運用を完成させる
  • Phase2:契約関連の運用スキームを定着させる
  • Phase3:改善効果をKPIで検証する
  • Phase4:新機能が自然に生まれ続ける状態へ
  • Phase 1 〜2025

    電子棚札(ESL)を中心に、 在庫管理・再生工程・販売フローの運用を現場に定着。 「使われるDX」「現場が助かる仕組み」が成立する状態を完成させます。 新機能開発に進む前提となる、運用の土台をこのフェーズで固めました。

  • Phase 2 2026

    新機能開発において、 誰が決め、誰が使い、誰が責任を持つのかを明確化。 契約内容・利用範囲・改善要望の扱い方を整理し、 開発と現場の双方が納得できるスキームを確立します。

  • Phase 3 2027–2028

    追加した新機能が、 現場のどの課題をどれだけ解消したのかをKPIで可視化。 感覚や要望ベースではなく、 効果検証を前提とした改善サイクルを回します。 本当に価値のある機能だけが積み重なる状態をつくります。

  • Phase 4 2029〜

    現場の声 → 課題整理 → 機能化 → 効果検証 この流れが自然に回り続ける状態を完成。 拠点やFCが増えても、 厨房君が進化し続け、現場の課題を解消し続けるDX基盤へ。

GOAL 4:ブランディング
揺るがないブランド価値の確立
  • Phase1:ブランドの“芯”を整理して認識を揃える
  • Phase2:体験としてブランドを届ける
  • Phase3:評価が自然と集まる状態へ
  • Phase4:業界をリードするブランドへ
  • Phase 1 〜2025

    DX・サービス・提案内容にばらつきが出ないよう、 「プロ厨房ヒットらしさ」「大切にしている価値観」を言語化・整理。 どの拠点・どの担当者でも、同じ姿勢・同じ温度感でお客様と向き合える土台を整えます。

  • Phase 2 2026

    DXを活用した提案・スピード・対応品質を通じて、 「ここは他と違う」と感じてもらえる体験を積み重ねます。 価格や規模ではなく、体験価値で選ばれる状態をつくります。

  • Phase 3 2027–2028

    実績・導入事例・発信が積み重なり、 「DXに強い会社」「業界を一歩先に進めている存在」として 社内外からの評価が自然と集まるフェーズへ。 ブランドが個人ではなく、会社として認識される状態を目指します。

  • Phase 4 2029〜

    DXをフル活用する企業として業界内で明確なポジションを確立。 「厨房づくりなら、まずプロ厨房ヒット」と想起され、 お客様からは “ここで店づくりができてよかった” と感じてもらえる、誇りあるブランドを完成させます。

GOAL 5:顧客体験
期待を裏切らない顧客体験の標準化
  • Phase1:情報の見える化で、不安をなくす
  • Phase2:DXで“説明の質”を揃える
  • Phase3:顧客体験をKPIで改善する
  • Phase4:DXが“安心感”として伝わる状態へ
  • Phase 1 〜2025

    問い合わせ・来店・打ち合わせの段階で、 顧客が「次に何が起きるのか」「誰が対応するのか」で迷わないよう、 情報の出し方・説明順・確認ポイントを整理。

  • Phase 2 2026

    ヒアリング内容・提案内容・見積の考え方を 厨房君上で整理・蓄積。 担当者が変わっても、 同じ背景・同じ文脈で話が続く状態を実現し、 顧客対応のばらつきをなくします。

  • Phase 3 2027–2028

    「待ち時間」「確認回数」「手戻り発生」など、 顧客体験に直結するポイントを厨房君で可視化。 感覚ではなくデータで改善を回し、 “不満が生まれにくい体験”を仕組みとして磨き込みます。

  • Phase 4 2029〜

    厨房君を中心にしたDXが、 顧客からは「ヒットで安心」「話が早い」「任せやすい」と感じられる。 システムを意識させず、体験としてDXの価値が届いている状態を完成させます。 全ての顧客に「プロ厨房ヒットで店づくりをしてよかった」そう言ってもらえることが、顧客体験のゴールです。

GOAL 6:スケール(拠点・FC)
再現性のある事業拡大の実現
  • Phase1:拠点差が出ない「前提条件」を整える
  • Phase2:FC・新拠点でも回る“運営モデル”を確立
  • Phase3:拡大に伴う歪みをKPIで制御する
  • Phase4:30拠点でも同品質で回るスケールモデル完成
  • Phase 1 〜2025

    拠点ごとの判断ブレ・進め方の違いをなくすため、 情報の入口、判断基準、確認フローを厨房君上で統一。 「どの拠点でも、同じ前提で仕事が始まる」状態をつくり、 拡大に耐えうる土台づくりを行います。

  • Phase 2 2026

    属人化していた業務を分解し、 誰が担っても再現できる「型」として整理。 厨房君を共通基盤とすることで、 本部・直営・FCが同じルール・同じ視点で運営できる体制を整えます。

  • Phase 3 2027–2028

    拠点数の増加により生じる 遅延・品質低下・負荷集中をKPIで可視化。 感覚ではなくデータで判断し、 問題が大きくなる前に手を打てる拡大型マネジメントへ移行します。

  • Phase 4 2029〜

    拠点数が増えても、 品質・スピード・顧客満足が落ちない状態を標準化。 厨房君を中核としたDX基盤により、 **「増えても強くなる組織」**として、 再現性のある事業拡大を実現します。

GOAL 7:財務基盤
DXと拡大を支え続けられる利益体質の確立
  • Phase1:原価・利益構造を“見える化”する
  • Phase2:利益が残る業務モデルを標準化
  • Phase3:KPIで利益の詰まりを早期に検知
  • Phase4:拡大しても財務が強くなる体質へ
  • Phase 1 〜2025

    案件ごとの原価、再生コスト、工数、粗利を整理し、 「どこで利益が出て、どこで漏れているのか」を把握。 感覚ではなく、 数字を起点に判断できる財務の土台をつくります。

  • Phase 2 2026

    属人的だった値決め・再生判断・仕入判断を仕組み化し、 利益が出やすい判断・動き方を「型」として定着。 誰が担当しても 一定の粗利が確保できる運用モデルを構築します。

  • Phase 3 2027–2028

    売上・粗利だけでなく、 回転率、再生リードタイム、在庫滞留などをKPIで可視化。 問題が“数字”として現れるため、 利益を圧迫する前に改善できる状態へ移行します。

  • Phase 4 2029〜

    拠点・人員・取扱量が増えても、 利益率・キャッシュフローが安定する構造を完成。 DX投資・人材投資・拠点拡大を 自走的に支えられる財務基盤を確立します。

07:DX全体サマリー

7つのGOALは
事業構造の再設計としてのDX

ここまで紹介してきたDXの取り組みは、すべて単独の施策ではありません。 7つのGOALを束ねることで、事業構造そのものを再設計するDXとして設計されています。

これまでご紹介してきた取り組みは、すべて 「事業構造そのものを支えるDX」という一つの考え方につながっています。

私たちは、厨房君を核に、業務・データ・人・経営をひとつの流れとして再設計し、 事業として“回り続ける仕組み”をつくるDXに取り組んできました。

その際、DXを特定部署や一部の専門人材に任せるのではなく、経営・現場・管理が同じデータ基盤を共有し、日々の業務改善を通じてデジタル活用が定着する体制づくりを重視しています。 この考え方は、人材の入替や拠点拡大があってもDXを継続できる、人材育成・確保を含めた事業構造としての設計につながっています。

この循環を短期的な施策で終わらせず、 長期的に回し続けられる事業構造として設計すること。 それが、私たちがDXを通じて実現しようとしている姿です。


なぜ、私たちは「超DX」を掲げるのか

私たちが掲げている「超DX」とは、単なるIT導入や業務効率化ではありません。 属人化や経験値に頼っていた判断を仕組みに変え、 事業構造そのものを未来に耐えられる形へとつくり変えることです。

環境の変化は、こちらの準備を待ってはくれません。 だからこそ私たちは、DXを一時的な施策で終わらせず、 事業構造として先に追いつき、追い越す選択と覚悟が大事だと考えています。

ライズアップのDXは、まだ途中です。
それでも、現場と経営の両面から、進化し続けていきます。

 

08:DXの目標指標

“回っているか”を数値で確認し
改善を続けます

当社では、DXを「導入して終わり」ではなく、業務が実際に“回っているか”を数値で確認し、改善を積み重ねていく取り組みとして位置づけています。 日々の業務データをもとに、スピード・精度・再現性・収益性といった観点から指標を設定し、DX戦略の進捗確認と見直しを継続的に行っています。

指標ポイント1:業務スピード・生産性

具体的な指標

  • 見積作成から初回提出までのリードタイム
  • 3D図面の作成リードタイム
  • 厨房づくりに必要な各種書類を揃えるまでのリードタイム
  • 再生作業平均リードタイム(入荷〜整備完了)

この指標ポイントでの狙い

見積・設計・再生といった主要工程のスピードを可視化し、 業務の滞留や属人化を防ぎながら、 全体の生産性向上につなげます。

指標ポイント2:データ活用・現場連携

具体的な指標

  • 在庫確認作業の削減率
  • 在庫データの現場反映率
  • 在庫差異率(データと実在庫の乖離)
  • 棚卸・在庫確認工数

この指標ポイントでの狙い

データと現場のズレを数値で把握し、 ESLやシステム連携の効果を検証します。 正確な在庫情報を前提とした業務運用を実現します。

指標ポイント3:収益性・事業成果

具体的な指標

  • 粗利率
  • 商談成約率
  • 買取成約率
  • 商品再生率(仕入品の再生完了率)
  • 再生後の商品回転日数

この指標ポイントでの狙い

DXによる業務改善が、 実際の収益や事業成果にどう結びついているかを確認します。 提案品質の安定化や再生効率の向上を、 数値として評価します。

指標ポイント4:顧客価値・満足度の向上

具体的な指標

  • 顧客満足度調査
  • 問い合わせ・修正対応の発生状況
  • 追加相談・再相談の発生率
  • 問い合わせ一次回答までの平均時間

この指標ポイントでの狙い

顧客が当社のサービスを通じて感じている価値や満足度を可視化し、その結果をもとに、顧客満足度のさらなる向上につなげていくための指標。

これらの指標の一部は厨房君ダッシュボードで可視化・実運用済みであり、DXの進捗や事業環境の変化に応じて、指標・数値は見直し・更新しながら運用しています。

09:DX推進体制

現場と開発がつながり
改善が止まらない推進体制

ライズアップの「超DX」は、単なるIT導入や業務効率化を指す言葉ではありません。現場の声を起点に、改善を止めずに回し続けるためのDX推進体制そのものを意味しています。当社では、現場・経営・開発が分断されることなく関わり、業務基盤「厨房君」を軸に、提案・改善・実装・全社展開を継続的に循環させる仕組みとしてDXを設計しています。

DX Operating Model / DX推進・開発体制 図解
タップして拡大

1:組織横断型のDX推進

当社では、DXを一部の担当者に任せるのではなく、 本部・直営店舗・FC店舗・開発が、それぞれの立場からDXに関与する構造を採用しています。

  • 現場の実情を踏まえた判断・提案
  • 部署間の視点を横断した業務分析・設計
  • 特定の個人に依存しない、再現性のある改善判断

2:社内開発チーム × 外部開発パートナー

業務基盤「厨房君」は、業務を深く理解する社内チームと、技術実装を担う外部開発パートナーが役割分担する体制で開発・運用しています。

  • 社内:業務理解・改善視点の提示・優先順位判断・要件定義・方向性設計
  • 外部:技術的な仕様設計・技術実装・品質担保・開発スピードの担保

また、厨房君を中核に、API連携を前提とした開発体制を構築することで、外部システムとの連携や拡張にも柔軟に対応できる仕組みとしています。

3:現場提案から全社・全拠点展開へ

DXの起点は、常に現場にあります。現場から寄せられた提案や改善要望のうち、効果が確認できたものについては、標準化・再現性を前提に整理し、全社・全拠点へ展開しています。

  • 現場提案 → システム改善
  • 改善内容を全社で共有
  • 判断基準・業務品質を標準化

これにより、拠点ごとの属人化を防ぎ、拠点数が増えても業務品質を維持できるDX基盤を実現しています。

4:FCを含めた改善サイクル

当社のDXは、本部や直営店舗だけで完結するものではありません。FC店舗からの要望や現場の声も、重要な改善インプットとして位置づけ、本部・他拠点へ横断的に反映しています。

  • FC現場の声を吸い上げ
  • 機能改善・業務改善に反映
  • 全拠点で共有・展開

このサイクルにより、FCを含めた全体最適のDXを実現し、拠点が増えても改善が止まらない仕組みを維持しています。

  

当社のDX推進体制は、現場・開発・経営が分断されることなく、業務基盤「厨房君」を軸に改善を回し続ける構造そのものです。この仕組みにより、DXを一過性の施策に終わらせず、日々の業務の中で自然に機能する「続けられるDX」を実現しています。

10:情報セキュリティ
基本方針

DXを「回し続ける仕組み」
として設計する

当社のDXは、クラウドを前提としたITシステム基盤の整備と、その安全な運用を一体で考えています。業務データや顧客情報は、分散管理や個人依存を避け、クラウド上で一元管理することで、アクセス権限管理・バックアップ・障害時対応を含めた安定的かつ安全な運用体制を構築しています。また、DXの推進に伴い高まるサイバーセキュリティリスクについても、事業運営の前提条件として捉え、継続的な見直しと改善を行いながら、DXを安心して進められるITシステム環境の整備を進めています。

  • 経営者の責任のもと、情報資産の保護を推進します。
  • DX推進を支える社内体制を整備し、必要な規程・運用を継続的に見直します。
  • DXを前提とした社員教育を継続し、情報セキュリティリテラシーの向上に取り組みます。
  • 法令・契約上の要求事項を遵守します。
  • 事故発生時は迅速に対応し、再発防止を徹底します。

未来は待ってくれない だからこそ 追いつき 追い越せ!
R!SE UP 超DX
MENU
PAGE TOP