
中古厨房機器の販売店舗では、多くの商品が所狭しと並び、どうしてもごちゃごちゃしがちです。その結果、お客様が求めている商品があったにもかかわらず、適切な管理ができていなかったために情報提供できず、販売チャンスを逃してしまうことがあります。これはお客様にとっても、私たちにとっても大きな機会損失です。
このような販売機会のロスを防ぐために、私たちは長年にわたり基幹システム開発に力を注いできました。業界内でも類を見ないほどのレベルで業務のデジタル化を推進し、中古厨房機器の買取から販売まで、あらゆる情報を一元管理できる仕組みを整えてきました。

私たちの会社名である「ライズアップ」の基幹システムという意味を込めて開発したのが、Rise Up Backbone System (RUBS・ラブズ) です。RUBSは私たちの業務に最適化されたシステムをゼロから構築することで生まれました。

RUBSは単なる販売管理にとどまらず、厨房作りに必要な機器リスト表の作成や、承認図・CAD図面・取扱説明書の一括ダウンロード機能など、営業活動を強力にサポートする機能を備えています。商品の仕入部門においては買取見積りの情報管理や再生工程の情報管理においても一元管理されています。その結果、販売機会の最大化だけでなく、厨房作りをトータルで支援できるようになりました。
これにより、
- お客様が探している商品と、在庫や仕入れ予定の商品をスピーディーにマッチング
- 営業スタッフが効率的にお客様へ最適な提案ができる環境を整備
- 社内の情報共有を強化し、業務のスムーズな進行を実現
といった大きなメリットを生み出します。
私たちにとって情報の管理は、単なる業務効率化の手段ではなく、お客様に価値を提供するための重要な戦略です。適切な情報コントロールこそが、お客様の満足度向上につながり、ひいては私たちの成長にもつながるのです。
RUBSはさらなる進化を遂げ、現在は『厨房君』として新たな名称で展開しています。この名称変更には、単なる販売管理システムにとどまらず、厨房作り全体を支援するシステムへと発展したという想いが込められています。現在では、私たちの想いを共有するFC店にもこのシステムを提供し、各店舗がよりスムーズに情報を管理しながら、お客様に最適な厨房環境を提案できるようになっています。あらゆる情報を最大限活用できるかが、業界の発展につながる―そう確信しているからこそ、私たちはこれからも業界をリードするシステム開発を続けていきます。